初のベルギー、三泊旅の二日目*ブルージュの街歩き&ビール博物館
さすがに昼間も風が冷たくなってきて、半袖だと寒いくらい。
上着がいる季節になってきたな。
衣替えはまだ先で良いかと思ってたけど、ちょっとヒートテック出したり、少し早めに入れ替え始めた方が良いかも。
ベルギーはパリよりちょっと北なので、さらに小寒かった。
ダウンジャケットに薄手のニットがいる感じ。
ベルギー二日目の朝は、9時半頃の電車に乗り、ブルージュへ日帰り旅行に。アントワープからは約1時間半でブルージュに到着。の予定が、ゲントで乗り換えの電車が遅れて、約2時間で到着。
電車の遅れは日常茶飯事だそう。
ブルージュ- Brugge は、「ベルギーのヴェネツィア」と呼ばれる運河の街。
なので、ブルージュの街中を流れる川を小舟で回る「運河クルーズ」が観光客にとても人気。私たちが行ったときは、雨が降ったり止んだりで、断念。
乗ってみたかったなー。
あと、クラシックな馬車で街を回るというのも人気みたい。これも雨でやめたけど。。
雨でも、ブルージュの街並みは、煉瓦造りの建物が多く、色合いも可愛らしいので、歩いて散策するのは楽しめる。
お店の看板?とかも、可愛くていろいろ見ていて飽きない。
あと、このブルージュには、やたらとミュージアムが多い。
考古学博物館とかグルーニング美術館のような正統派のものはもちろん、チョコレート博物館やフライドポテト博物館なんてものまである。
ミュージアムをまわるだけで、2~3日かかるんじゃないかな?
今回はその中から、2つの博物館をチョイス。
最初に行ったのは、もちろん!
「ビール博物館」。ここは、かなり良かった!
予想以上の充実っぷりに驚いたくらい。
入場料は16EUR、ビール飲み比べ3杯付き。
ipadとヘッドホンを渡される。
選ぶ言語に日本語があるのが、嬉しい。
このipadを使って、いろんな所に隠れたポイントを探し、ビールについて知識を楽しく学べるようになっている。
中は万博のパビリオンのように、ビールについて説明するいろいろな展示がある。
匂いを嗅いだり、触ったりと五感を使った体験ができる。
ビールを作る工程をミニチュアと、
アニメーションとゲームで見る仕掛けなんかもあって楽しい。
展示のディスプレイもオシャレ。
芸術的でセンスも素敵。
最後は2階のバーになっているところで、コインを3枚わたされ、ビールの飲み比べができる。チーズやクラッカーなんかのおつまみや、軽食もある。
ビールの種類のメニューは、でっかい瓶に書かれている。
これも日本語があって、ありがたい~。
一杯目は、チェリーのフルーツビールをチョイス。
爽やかなフルーツの香りと酸味で、さっぱりしたお味。
他にも2杯飲んだけど、どれも美味しかった♪
このビール博物館は、本当に行って良かった。
展示内容も良かったし、いろんな工夫が面白く、充実っぷりが素晴らしかった。
何より、そのビールへの愛に感動だったわ。
ここは、ビール好きは外せないスポット!
ほろ酔いでビール博物館を出て、もう一つ博物館をハシゴ。
「拷問博物館」
入場料は8EUR
私は積極的には行こうと思ってなかったんだけどね。
酔った勢いって怖いね。
この拷問博物館、1000年前の刑務所を再利用して作られている。
なんでもこの元刑務所のオーナーが博物館を作るのが夢だったそうで、ロシアの博物館が改装する間、拷問コレクションをレンタルして、期間限定で開催している。
館内には100以上の拷問器具と使用用途などが展示されている。
蝋人形を使ったリアルな再現例も有り。
こちらはこの鉄仮面を被って、街中に立ち、辱めを受ける拷問用。
確かに、この面は恥ずかしいかも。
テレビや映画で見たことある拷問は全部あったな。
拷問の歴史に興味ある方には、お勧め。
雨が降っていたのは、ちょっと残念だったけど、可愛い街並みと博物館に満足のブルージュ日帰り旅行でした。
アントワープに戻って、夕食、中華。
ヨーロッパ来てるのに、コメをよく食べた気がするな。
鴨がとても美味しかった♪
翌日は首都ブリュッセルに移動。
さらば、アントワープ!