野菜の保存に困ったら、自家製ピクルスを作ろう!
うちの両親は、ほとんど一人暮らしの経験がない。
特に父は、料理もしないので、「加減」というのがわからないところがある。
送ってくれる荷物には、容赦なく、隙間もなく、野菜や果物が詰められている。
ありがたいことではある。
だが、私は一人暮らしだ。
一度に消費できる量は、そんなに多くない。
もちろん、良かれと思って、あれもこれもと入れてくれているのだろうなと思う。
それを考えると、なんだか微笑ましく嬉しいし、文句なんてとても言えない。
野菜だって無駄にせず、美味しく食べたい。
だから、なんとか傷む前に食べきれるよう、本やネットを見て調理したり、工夫をしたりしてきた。
そんなこんなしているうちに、いつしか「保存」のスキルが身についた。
「保存」、一人暮らしには大変役立つスキルだ。
先週、レモンと一緒に届いた野菜、「スティックブロッコリー」。
他の野菜と一緒にピクルスにして、保存することにしました。
自家製ピクルス
ピクルス液の材料
- 水 500ml
- 塩 20g
- 砂糖 30g
- 酢 65ml
- にんにく 1片
- 鷹の爪 1本
- ローリエ 1枚
- タイム 適量
- タラゴン 適量
ホールのものが手に入らなかったので、パウダー状のもので代用。
量はそれぞれ、ひとつまみくらい。
軽く香らせる程度。
ピクルス液の材料を合わせて、火にかけます。
(今回は、半分の分量でピクルス液を作ってます)
鷹の爪をきらしていたので省いたけど、入れた方が防腐効果もあるので〇。
辛みはそんなに強くつかないので、ピリ辛が好みの人は量をマシマシでどうぞ。
一煮立ちさせたら、火を止め完全に冷ます。
容器の底に氷水をあてると早く冷める。
漬ける野菜の量は、いつも適当に決めていて、ピクルス液に漬かりそうなくらいが目安。
ピクルス液が容器の半分くらいの量で、野菜を詰め込むとちょうど容器に満タンになる感じをイメージして、アバウトに野菜を用意している。
雑ですまねぇ。
野菜は食べやすい大きさにカットし、塩をひとつまみ入れたお湯でサッと湯通しする。
色出しと殺菌のためなので、茹でるわけではなく、サッとお湯にくぐらせて冷水に浸す。
野菜が完全に冷めたら、水をよく切り、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る。
容器に詰め、ピクルス液を注ぎ、上からラップで落し蓋。
上の方もしっかり漬かるように落し蓋ラップは大事。
あとは冷蔵庫で保存。
2~3日くらいで食べられます。
かなり日持ちするけど、だんだん味が濃くなっていくので、2週間くらいで食べきるようにしている。
これは10日目くらい。
しっかり漬かってて、これくらいのが好き。
今回は「スティックブロッコリー」メインで、ニンジンとサヤエンドウを足したピクルス。
カリフラワーやブロッコリーのピクルスが好きなので、手に入った時はよく作る。
あと、定番のキュウリや、セロリ、カブ、パプリカ、キャベツ、蓮根、マッシュルーム、エリンギなどのキノコ類もピクルスにすると美味しい。
漬け終わったピクルス液も、鶏肉や豚肉の料理に使用するとハーブが香り、酢の酸味でさっぱりしておすすめ。
このピクルス食べ終わったら、作ってみようと思う。
楽しみだ~。